ファイプロワールドいじり PS4版

ファイプロワールドをやりこなす

パーツクラフト

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"パーツクラフト"を追加導入していない奴には、どうでもいい内容でございます。

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"パーツクラフト"はファイプロ史上、最も待望していたものだ。リターンズまでのだと、"マスクマン"なんかは似通ったパーツばかりで多数を生み出す事は不可能だった。レイヤーの登場で"素顔のレスラー"なら数年後のプレイでもとりあえず、一、二人くらい新たなレスラーを生み出す事は出来そうではあるが、それでも髪とヒゲが連動していたりだのと制限が多々あり、やり尽くした感が強くあったりしてそれ以上の進展は見込めないから、創作意欲が湧かなくなってしまうというのが本当のところだ。

今回のファイプロワールドだって、もしパーツクラフトがなければレイヤーが増えたとて、パーツによっては、ベースとなる顔のヒゲありきのヒゲの部分が消えていてそれに合うパーツが決まっていたり、マスクにしても他のマスクマンのパーツを重ねるとはみ出たり寸足らずだったりで、見た目が悪く納得しないといった事もあったりなんかして、前作とあまり変わらなかったろう。色の設定も一つのパーツ(一つのレイヤー)に一色のみで、レイヤーが沢山あったとてリターンズで出来ていた手法が使えず、再現出来ず、つまらんかったに違いない。

 

そんな"パーツクラフト"。思い描くパーツの全てを再現出来るかというと、ファイプロ故のシステムにより不可能なものもある。部位からはみ出るもの、例えば顔の部分から胸や腰にまで達する"ロングヘアー"とか、すねにまで達する"ガウン"や"スカート"など。腕と脚の左右非対称のデザイン、ツートンカラー、片方だけにサポーター、ニーパット。すねに限ると、側面の外側(内側)のみに模様が入っている。といったものは作成出来ないって事を知っておく必要がある。実在、実名のレスラーを忠実に再現しようと楽しんでいる人もいらっしゃるでしょうが、左腕のみサポーターの「S・ハ〇セ〇」を作成しようにも作れませんので、忠実路線は諦めるのが賢明。それでも妥協して作成したとしても、それは、ファイプロのオリジナルでデフォルトの"スター・バイソン"しか出来ないわけです。リアルさを求めるんなら3Dの"キンコロ"のようなものの方が長けていると思うんで、ファイプロはカジュアルな感じでいじったほうがよい。そりゃあできる事なら、パーツのそれぞれが独立してあって左右別々のものが作れるに越したことはないのだが…。パーツ作成に今の倍以上の労力が必要となるけど、それはそれでということで。

 

"パーツクラフト"で非常によろしかった点は、色の設定が出来る!ところ。テクスチャなので、これまでのリングやロゴと同じように、作成した画像そのままを使用するものと思っていたので、嬉しい誤算だった。輝度(Highlight)の指定は出来なくなるが、レイヤーを一つ使うことにはなるが"艶"のパーツを作成し使用する事でカバー出来たのでよしとしましょう。色の設定も白(RGB、R→255・G→255・B→255が最高輝度)で描いていないと反映されないので、白で作成している。

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これによって一体(一コスチューム)に一つ、色違いにはその色の数だけの独自のパーツを用意しなければならないっていう、オンリーワンパーツ(そのレスラーにしか使わない)を作る手間が省ける。コスチューム設定で同じデザインで色違いというケースが多いので、非常に助かる仕様だ。吾輩の場合、もしも顔パーツだけがクラフト可能という仕様でも十分なのだが、またまた記す事になりますが、テクスチャをゲームに取り込むのにネットを介さないといけない!というのでそれだけでは「顔しか作成出来ないくせに、なおかつネットにあげなきゃ使えないとは、何なんだっ!」と怒りと不満だけだったろう!ネットを介さずオフラインでインポートが出来る!んだったら、顔のみしか作成出来なくても十分納得していたって事。顔パーツの作成といっても、"BASE"になっている素顔のパーツを作るわけではない。プロの作成したものには到底及びませんし絵心があるわけでもないので、様々な角度の顔を描く腕も自信もないので、素顔に関しては内蔵されているものだけで事足りているから。その素顔に被させる"マスク"が作りたいだけ。実際にマスク作りをしていたので、それをバーチャルでしかもファイプロで出来るというのが究極なんです。原型のデザイン、素材、色。模様の素材(当時は合皮、エナメルの使用がほとんどで、本皮で作ったのが2、3枚位だった。)、色。をイメージして、それをドット絵にする事が"バーチャルマスク作り"とみなして楽しむ。というのが吾輩のプレイスタイルだ。"パーツクラフト"で、マスクを作りたいってだけ。描いたものをゲーム内に登場させて動いているのを眺める、というのが楽しい。

本当のベースは素顔ですが、レイヤー1のマスク原型がマスクマンにとってベースになる。そのベースを作る事から始まり、それに縫い付ける模様を作り、完成させるという具合。原型のタイプには、"全覆い"、"ノーマル"、"大口"があり、それぞれに素材(色味)の"ジャージ"、"サテン"、"ラメ"がある。(サテンやラメの場合には色設定時に"艶"パーツも必要になる。)それに縫い付ける模様によって、目がくり抜かれているのかいないかにより、原型の目の部分を加工する必要がある。

とりあえず原型を作っておけば、くり抜くタイプの模様に合わせて目の部分だけ加工すればいいので、後々が楽。何でもベースとなるものから始めるのがいいだろう。

目のくり抜きにもタイプ(現時点)があり、"横目"、"丸目"、"縦目"、"斜め目"、"楕円目"のベース原型と模様がある。その形の目のフチのパーツ。その中に張るメッシュのパーツもある。タイプ別ベースがあると作成が楽になるんで、本当、基本が大事だ!

 

"横目原型の横目模様"

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ほぼコスチューム4には、マスカラコントラマスカラで敗れてしまったテイの、正体の設定をしている。このコスチューム設定も、今作が初登場。

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ここに載せる為に即席で作成したものなので、この程度。パーツの作成が最も時間のかかるものだが、別の機器で作成しているのでこれは抜きにして、PS4で多く時間を割いているのが"レスラーエディット"になるんじゃないか?"技クラフト"の方か?…まあ、どっちでもいいですけど、メインである試合よりエディットをしている方が断然多いのは明らか。エディットを充実させるのに"レスラーメイク"でいえばパーツの種類が多ければ多いほどいいに決まっている。多様な組み合わせが可能であるという事も同様に。

なので今のところ、汎用性というか使いまわせる、使い勝手のよいパーツを主に作成している。何故かというと、テクスチャを取り込む際にネットを介さなければならない!から。パーツとして取り込められたら、レスラーメイクで使用できるってな寸法なわけで、それを使ったエディットレスラーは「オフライン」で使用出来るというもの。"クラフトモード"は「オフラインで使用可能な様々なデータを作成/編集するモードです。」となっているんだから、オフラインでしか使えないやつを一旦ネットで晒してから、オフラインでやるというのが許せない。人には見せられない、自分だけの世界、時間、マスターベーションがしたい時があるはず。これは絶対に誰にも見られたくない!自分一人だけで密かにやりたいってものの方が多いんで、いい加減オフラインで各テクスチャが取り込められるように!叫んでいるんです。